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2011年3月 3日 (木)

ダイアの指輪

足立区の幼稚園に通っていた頃、、、

僕は、キラキラ光る食器や貴金属が大好きでした。。。

大好きだったので、、

こっそり、食器棚からスプーンやフォークを持ち出したり、、

タンスの上から二番目にある、母の宝石箱から適当な宝石を持ち出して、、、

一人で何時間でも遊んでいました。。。

ある日、、

いつものように母の宝石箱を漁っていたら、綺麗な箱に入っているダイヤの指輪を見つけました。。。

当時の僕の知識では、、宝石の価値は理解していなかったのですが、、

どこで聞いたか、ダイヤが世界一硬いものだということだけは知っていました。。。

僕は、さっそくダイヤの指輪を持ち出して、お外に遊びに行きました。。。

時が経つのも忘れるぐらい、キラキラ光るダイヤの指輪を色んな場所で眺めていたのですが、、、

やはり子供なので、時が経つと飽きてきて、、、、

「そうだ、ダイヤは世界一硬いんだから、硬さ比べをしてみよう」と新しい遊びを考え付きました。。。

これはどういう遊びかというと、、、

ダイヤ指輪を、ガードレールやアスファルトにこすり付けながら歩くというものです。。。

流石にダイヤモンド!みるみるアスファルトも削られていきます。。。

楽しい遊びも、夕方になると飽きてきて、僕はお家に帰りました。

お家に帰って、夕食前にダイヤを宝石棚にしまおうと思ったら、、、

指輪の先っちょにダイヤが付いていません。。。

どうやら、、

流石に世界一硬い鉱物であるダイヤモンドですが、、、

ダイヤをとめておく金属は、それほど硬いものではないようです。。

地面やコンクリを擦っているうちに、とめている金属がめげて、ダイヤは外れてしまったようであります。。

当時の僕は、、、、あまり状況が飲み込めておらず、、、

「代わりにご飯粒をつめておこう。乾いたら区別は付かないと思うし。。。」と

ダイヤがあったスペースに、ご飯粒を詰めて、何事も無かったように夕食の席に着きました。。。

その後、、

どういう結末になったかは、覚えてないのですが、、、

覚えてないぐらいですから、無茶な怒られかたはしていないと思います。。。

ただ、、

母が、友人や親戚に事あるごとに

「ススムは私の指輪を地面にこすり付けて無くしてきた」と、ブヒブヒ言うのが持ちネタになりました。。。

若い頃の僕は、

「また同じことを言うてはるわ」とチョッピリ不快に感じていたのですが、、、

最近、その話を聞く機会があったのですが、、、

あの指輪、、、

結婚指輪だったんだね。。。。。。

母さん、、、

貴女に女性としての魅力は、露ほども感じませんが、、、、

人間としての心の広さを、、、

あなたの横幅以上に感じております。。。

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