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2012年7月26日 (木)

仏教の考え方の一つに、すべてが「苦」であるというものがあります。。。

これは、どういうことか例えを書きますと、、、

食べるということは、生物共通の幸せと思われます。

確かに、お腹がペコペコな時に、ご飯を食べたら、幸せを感じると思います。

最初の一杯を食べると凄く幸せに感じます。二杯目もけっこう幸せに感じられると思います。

ですが、、、

3杯、4杯、、、9杯、10杯と食べる量が増えると、拷問のような苦しみになります。。

つまり、食べることが幸せなのでなくて、、、

食べることによって、膨れ上がった飢餓という「苦」の量が減るので、楽なように感じるというわけです。

ですが、食べることも「苦」でありますから、飢餓がなくなった時点から苦しくなります。

この場合は、食べない状態を楽に感じてしまいます。。。

本当に「楽」というものがあるのならば、あればあるだけ「楽」が大きくなるのに、そうではなくて「苦」に変わってしまう。

つまり、楽一元というものはなく、単なる苦の量が、何某の違う苦で打ち消されたときに「楽」っぽく感じるという考えです。。。

初期仏教は実に科学的です。。。

ですが、この考え、、

科学的な真理だと思うのですが、僕はあまり好きじゃないです。

だって、つまんないから(笑)

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